お茶を巡る旅、いわば”ティーツーリズム”が、中国では注目を集め始めています。
その流れの中で、雲南省では茶馬古道を観光資源にする動きが進んでいます。
云南临翔区成功签约40亿元建设茶马古镇
http://news.t0001.com/2011/0329/article_121939.html
記事によると、臨翔区と地元の企業が40億元を投じ、臨滄・茶馬古鎮というテーマパークを作るようです。
当時の街並みなどを再現したものになり、5ツ星ホテルの建設やお寺の整備なども含まれるのだとか。
2011年3月31日に着工し、2014年3月30日の完成を目指すそうです。
良いものができたら行ってみたいですね~
日本の原発事故の影響は、中国のお茶業界にも色々な影響を与えています。
日本茶叶需求增大 浙江兰溪茶叶订单增多
http://news.t0001.com/2011/0325/article_121817.html
浙江省の蘭渓では、大量の注文が入ったそうで、早春のお茶は全て日本向けに振り向けたそうです。
鳩坑種という品種のお茶が、日本向けに出荷されたそうです。
茶摘みの本格化まで、まだ日があるのですが、どうなるかわからない原発事故の影響を懸念し、日本のお茶会社が原材料を早めに確保する動きに出ているようですね。
鳳凰単叢といえば、烏龍茶というのが一般的ですが、新しい動きがあるようです。
广东潮州:“单丛”华丽变身走俏东南亚
http://news.t0001.com/2011/0324/article_121756.html
潮州市の錫美村というところでは、試しに単叢で紅茶を作ってみたそうです。
これをタイや東南アジアに輸出したところ、意外にも好評で、注文がどんどん増えているそうです。
紅茶を作ることのメリットは、春茶の後に生産できることもあるようです。
また、生産量は落ちるようですが、値段はだいぶ良いとのことで、普通の単叢なら1斤30~40元程度だったものが、紅茶になると100元あまりで売れるそうです。
ついに1斤3万元なんていうお茶が出てくるようになってしまいました。
3万元一斤喝的是身份和权力?
http://news.t0001.com/2011/0324/article_121748.html
このお茶は、ご存じ、明前の西湖龍井茶。
昨年は1斤1万元だったものが、ここ1,2日で急激に値段が上がったのだとか。しかも、来年は4万元で売り出すと言っています。
ここまで来ると、価格の妥当性というのは何なのか?という話になるわけですが、このお茶は、一般人が飲むようなものではなく、贈答品として使われるもの。
つまり、「1斤3万元もするお茶を飲める」ということで、その人の”身分”と”権力”を示すための「特殊な身分証」だと言っています。
近年のお茶の高騰の背景には、このような事実がかなりあるのだと思います。
お茶そのものの飲用価値というよりも、「稀少さ」や「物語」のようなものに対して、お金が払われているということでしょう。
”明前”や”西湖龍井”というものが、記号のように消費されていくというのは、何だかやりきれない感もあります。
ちなみに、この記事の最後では、「値段が高くなればなるほど、お茶の味は薄くなる」と締めくくっています。
強烈な皮肉ですなぁ。。。
名茶として名高い碧螺春の季節がやってきたようです。
今年の様子はどうでしょうか?
明前洞庭碧螺春上市
http://news.t0001.com/2011/0323/article_121719.html
今年の一番茶は、3月21日に摘まれたそうです。
量が少なかったものの、品質は昨年よりも良いとのことです。
大雪で水分の補給が上手く行ったのと、害虫も凍死してしまっているので、特殊要因もあったとしています。
気になるお値段ですが、1斤5,600元とのこと。
ちなみに、何故かネットショップには3月21日よりも前に”明前碧螺春”が出回っていたそうで、注意を呼びかけています。

